概要:
    Webエンジン Ver 5.1.8.0 (2010/07/01) をリリースいたします。
    今回のリリースのおける主な変更点は、Calc帳票システムに対する機能追加です。

    (1)コメント定義機能
      Calc帳票システムで、コメントに変数({@xxx_n})の定義ができる機能を追加します。
      従来は、セルに対して、{@xxx_n}の定義を行う必要があったため、データの桁数を確認しながら雛形を定義する
      ことができませんでした。
      今回の機能追加では、{@xxx_n}の定義を、そのセルのコメントとして定義することで、セルには、一般的な
      帳票開発ツールと同じように、XXXXX(文字型)、99999(数値型)を記述することができるようになり、出力結果を
      イメージしながら雛形の開発を行うことができるようになります。
      (この定義方法の詳細については、別途マニュアルを用意します。)

    (2)グラフ対応
      Calc帳票システムで、雛形で定義されたグラフが正しく出力されるように改善します。
      グラフ表示については、1つの雛形シートから複数シートが出力された場合でも、それぞれのシートで
      独立して、シート毎のデータでグラフ表示が行われます。

    ※ バージョンアップされる場合は、ビルドファイル(verup.x.x.x.x.zip)に含まれるchanges.txtを確認の上、
       作業をお願いします。
    ※ 変更点に関する詳細及びその他の修正内容については、添付のリリースノートを参照下さい。

5.1.8.0 (2010/07/01)
	[PostgreSQL対応]
	openGionでは、select文の結果から、DBTableModelの作成や各種パラメーターへのセットする際は、select文の
	項目名を全て大文字化して、管理しています。
	これは、元々のベースであるOracleが項目名を全て大文字で管理しているからです。
	一方、PostgreSQLでは、項目名は、基本的に全て小文字として扱われます。これはselect文発行時に、項目名に別名を
	つけた場合でも同様で、結果として返される項目名は、全て小文字になります。
	しかしながら、一部のロジックにおいて、大文字化が不十分であったため、今回はその対応を行っています。
		org.opengion.hayabusa.io.HybsJDBCCategoryDataset.innerQuery(Connection, String)
		org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.execSQL(String, int, ArrayTableModel)

	[Java業務ロジック・バグ修正]
	引数のチェック不備により、NullPointerExceptionが発生するバグを修正します。
		org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.replaceParam(String, int, ArrayTableModel)

	[ファイル入力(Calc)・バグ修正]
	Calcからのファイル読み込みで、セル内に書式設定がされている場合に、内容が正しく読み取れないバグを修正します。
		org.opengion.plugin.io.TableReader_Calc.DomOdsParser.processRow(Element, int)

	[ReadTableタグ・自動読み取り改善]
	ReadTableタグの自動読み取り機能で、Calcも自動読み取りの対象とします。
	なお、読み取りの優先順は、Excel、Calc、Text(UnicodeLittle)、Text(Windows-31J)です。
		org.opengion.hayabusa.taglib.ReadTableTag.doEndTag()

	[直列化復元]
	直列化復元の際に設定されないtransientフィールドがあります。
	readObject メソッド中で、初期化する必要があります。
	writeObject 、readObject メソッドを新規に追加します。
		hayabusa.servlet.TestCometServlet#writeObject( final ObjectOutputStream strm ) throws IOException {
		hayabusa.servlet.TestCometServlet#readObject( final ObjectInputStream strm ) throws IOException , ClassNotFoundException {

	初期化漏れの対応
	変数 tabData の初期化が行われていなかったため、処理を追加します。
		hayabusa.taglib.TabLinkTag#readObject( final ObjectInputStream strm ) throws IOException, ClassNotFoundException {

	[Exception キャッチ]
	Exceptionが発生しないのにExceptionをキャッチしています。正式なExceptionをキャッチするように対応します。
	ここでは、IOException と、InvalidFormatException をキャッチします。
		plugin.io.TableReader_Excel#readDBTable() {

	[ユーザーリソース登録画面・改善]
	ユーザーリソース登録画面で、初期ログインFG='0'(初期)のデータが2件登録できないようにチェックをを行います。
	これは、2件存在する場合、どちらのロールでログイン処理が行われるかが判別できなくなるためです。
		ge/jsp/GE0001/entry.jsp

	[3色ボタン・改善]
	フレームを拡大・縮小するための3色ボタンについて、マトリクスメニューから各画面を表示した際に、
	メニューの縮小ボタンを押すと、フレームサイズが不正になり、画面が表示されなくなるバグを修正します。
		jsp/common/toggleFrame.js

	[ユーザーIDの大文字・小文字区別化]
	userInfoの作成で、従来は、ログインIDを全て大文字として扱っていましたが、これを大文字・小文字を区別
	して処理するように変更します。
		org.opengion.hayabusa.taglib.HeadTag.sessionInit()

	[Java業務ロジック・改善]
	テーブル系の処理を行うためのJava業務ロジック(BizLogic_TABLE)で、#first()、#last()を
	行ループの中で呼び出しするように変更します。
		org.opengion.fukurou.business.BizLogic_TABLE.main()

	[lint , pmd , findbugs などのチェック]
	各種バグ発見ツールによるチェックを行いました。
	メソッドの置換え、変数名修正、不要 import 削除など。
	・META-INF/hybs-taglib.tld 属性削除(andのandVals、jspInitのdebug、reportのencode)
	詳細は、5.1.8.0_refactoring.txt を参照願います。

	[enum NativeType 機能追加]
	指定の文字列のNativeType の判定処理を行うメソッドを、enum NativeType クラスに追加しました。
	これにより、従来より、StringUtil.getNativeType( String ) で行われていた判定処理を、
	NativeType.getType( String ) 処理に置き換えます。
		fukurou.model.NativeType#getType( final String str )					新規追加
		fukurou.util.getNativeType( final String str )							廃止
		fukurou.business.ArrayTableModel#getNativeType( final int clm )
		fukurou.model.ArrayDataModel#getNativeType( final int clm )
		fukurou.process.LineModel#getNativeType( final int clm )
		hayabusa.report2.OdsContentParser#getNativeType( final String key, final String val )

	[ViewFormTag 修正]
	ViewFormTag で、同時設定の不可属性のチェック方法を、各メソッドから、doStartTag() の
	最初に移動します。
	同時設定属性 = (columnWritable,noWritable,columnDisplay,noDisplay,columnGroup,noGroup)
	以前は、属性へのセットの順番が不明なため、チェックロジックが複雑 かつ 間違いがありました。
	すべて受け取ってから、判断するようにすると、簡単になります。
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#doStartTag()
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnWritable( final String columnName )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoWritable( final String columnName )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnDisplay( final String columnName )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoDisplay( final String columnName )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnGroup( final String group )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoGroup( final String group )

	[ヘッダー固定・バグ修正]
	左右分割でヘッダー固定を使用した際に、画面遷移時に左右位置の表示位置が異なるバグを修正します。
		jsp/common/scrollBar2.js

	[選択行スクロール・バグ修正]
	5.1.1.1 (2009/12/02)の以下の修正の影響で、ある画面から行を選択し、ヘッダー固定を行わない画面に
	対して、遷移した場合にJavaScriptのエラーが出る不具合を修正します。
	---------------------------------------------------------------------------------------------
		5.1.1.1 (2009/12/02)
		[選択行スクロール・バグ修正]
		行選択後、画面遷移した際に、選択行に自動的に遷移する機能で、ヘッダーラベルに改行が
		含まれている場合に、入力行が隠れてしまう(スクロールし過ぎてしまう)バグを修正します。
		このバグを修正するため、スクロールする際の基準となる行を、既存の「選択行の1つ前」から
		「選択行自身」に変更します。
			jsp/common/default.js#focus2()
			org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm.isFirstChecked(int)
	---------------------------------------------------------------------------------------------
		jsp/common/default.js

	[Viewタグ・バグ修正]
	5.1.7.0 (2010/06/01)の以下の改善によりviewFormType="HTMLCustomData"等で、不要なdivタグが
	出力されてしまう不具合に対応します。
	対応としては、画面遷移なし登録の場合に限って、divタグを必ず出力するようにし、それ以外の場合は、
	従来通り(useHilightRow="false"でdivも出力しない)とします。
	--------------------------------------------------------------------------------------------
		[画面遷移なし登録・バグ修正]
		画面遷移なし登録で、行が1件もない状態で追加ボタンを押した際、update.jspのviewの設定で、
		useHilightRowがfalseになっていると正しく行が表示されないバグを修正します。
		これは、update.jspから返されるHTMLをresult.jspに挿入する際に、「div onclick="hilightRow」
		という文字列でマッチさせていたためですが、useHilightRowをoffにすると、このdivが出力されない
		ために、マッチせず、データが表示されていませんでした。
		今回の対応では、useHilightRowでも、<div id="divHlr" は必ず出力するようにすることで、属性値の
		true/falseに関わらず処理できるようにします。
			/jsp/common/option/noTransision.js
			org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag.doEndTag()
	---------------------------------------------------------------------------------------------
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag.doEndTag()

	[編集種別追加]
	編集種別として新たにCHBOX2,RADIO2を追加します。
	これらの編集種別は、従来("2"が付かないもの)とは異なり、checkboxまたは、radioボタン特有の機能、
	コードリソースへの依存を一切持たず、編集種別="TEXT"とinputのtype属性のみが異なる実装になっています。
		org.opengion.plugin.column.Editor_CHBOX2
		org.opengion.plugin.column.Editor_RADIO2

	[Java業務ロジック・改善]
	{@xxx}の処理で、{@xxx}が連続した場合や、{@xxx}が初めに来たときに正しくパースされない不具合を修正します。
		org.opengion.fukurou.util.SystemParameter.SystemParameter(String)

	[DBColumnConfig 改善]
	DBColumnConfig ⇔ DBColumn 間の相互データ更新で、すべての内容をコピーしていなかったため、
	再作成すると属性が抜けてしまっていた。
	必要な属性を設定するように修正。
	今回は、DBColumnConfig の コンストラクタの修正は行っていませんので、セッターメソッドで
	データを設定しています。
		org.opengion.hayabusa.db.DBColumnConfig#setRawEditParameter( final String param )
		org.opengion.hayabusa.db.DBColumnConfig#setRawRendParameter( final String param )
		org.opengion.hayabusa.db.DBColumn#getConfig()

	DBColumnConfig のメソッド名変更(setDefValue ⇒ setDefault)
		org.opengion.hayabusa.db.DBColumnConfig#getDefault() 
		org.opengion.hayabusa.db.DBColumnConfig#setDefault( final String dataDef )
		org.opengion.hayabusa.db.DBColumn#DBColumn( final DBColumnConfig config )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ColumnEditorTag#getModifyConfig( final DBColumn dbColumn )
		org.opengion.plugin.table.TableFilter_ROTATE#getRotateTable()

	[ViewForm 関連改善]
	columnGroup 指定関係の改善
	同一表示データをまとめる機能を強化しました。
	従来は、指定のカラムが、前の行と同じ値の場合に、空文字列(ゼロ文字列)にしていましたが、
	これでは、本当に空文字列なのか、前の値と同じなのか区別が付きません。
	そこで、groupClass 属性を追加し、前の行と同じときの動作を指定できるようにしました。
	groupClass 属性に設定する値は、特殊なので、注意が必要です。
	  記号の場合:
	      記号(-- , → , ↓ , * など)が指定された場合は、そのままの文字に置き換えられます。
		  初期値は、空文字列(ゼロ文字列)です。
	  アルファベットの場合:
	      アルファベット(a-z,A-Z)の場合は、<span class="アルファベット">元の文字</span>
	例えば、バックカラーに色を付ける、文字を薄い灰色にする、などできます。
	ただし、データ量が圧倒的に増えるため、大量のデータ等で使用するのは避けたほうが良いと思います。
	この修正にあわせて、noGroup (まとめないカラム名を指定する)方法を追加しました。
	columnGroup との同時使用は出来ません。
		org.opengion.hayabusa.html.ViewForm#setNoGroup( final String group )				新規追加
		org.opengion.hayabusa.html.ViewForm#setGroupClass( final String grpCls )			新規追加
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#clear()
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoGroup( final String group )				新規追加
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setGroupClass( final String grpCls )			新規追加
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#enum CLM_GRP { KIGO , CHAR };
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#getRendererValue( final int row,final int column , final String inVal )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#release2()
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#doEndTag()
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnWritable( final String columnName )	実装修正
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoWritable( final String columnName )		実装修正
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setColumnGroup( final String group )			実装修正
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setNoGroup( final String group )				新規追加
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setGroupClass( final String grpCls )			新規追加

		gf/jsp/DOC02/result.jsp						サンプル
		hybs-taglib.tld 追加(noGroup,groupClass)

	上記の修正に便乗して、boolean 配列への初期値設定の方法を、一つのメソッドに統一しました。
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setBooleanArray( final String clsm , final boolean def , final boolean[] arrays )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setColumnWritable( final String columnName )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoWritable( final String columnName )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setColumnDisplay( final String columnName )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoDisplay( final String columnName )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setColumnGroup( final String group )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setNoGroup( final String group )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setTableSorterKeys( final String columnName )
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setWritableControl( final String wrtCtrl )

	Viewの行単位のゼブラ処理で、TR(テーブル要素の行指定) に class 属性を付与できるようにします。
	これは、bgColorClsClm で指定のカラムの値を、各行の class 要素として出力します。
	このとき、ヘッダー固定のJavaScriptの関係で、クラス名は、"row_XX" 形式にする必要があります。
	(同時に、それに対応するように、JavaScript本体も修正します。
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#doEndTag()
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#release2()
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag#setBgColorClsClm( final String clsClm ) 			新規追加

		org.opengion.hayabusa.html.ViewForm#setBgColorClsClm( final String clsClm )					新規追加
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#setBgColorClsClm( final String clsClm )			新規追加
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm#getBgColorCycleClass( final int row ) 			修正

		ge/jsp/common/option/jqog.js				row_0,row_1 ・・・ をrow_ だけ見るように修正
		gf/jsp/common/option/jqog.js				row_0,row_1 ・・・ をrow_ だけ見るように修正
		gf/jsp/DOC02/result.jsp						サンプル
		hybs-taglib.tld 追加(bgColorClsClm)

	[ValueTag 改善]
	value が NULL の時に、設定するかどうか(true/false)を指定する、nullSet 属性を廃止します。
	内部ロジックを削除し、インターフェースは、互換性のために残します。
	ただし、早期にメソッドそのものも廃止される可能性がありますので、Ver5 のJSP移行時に、
	属性の削除をお願いします。
		org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#doStartTag()
		org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#release2()
		org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#setAttribute( final String key,final String value,final String action )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#setSQLAttribute( final DBTableModel table )
		org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#setNullSet( final String flag )						廃止(論理的)
		org.opengion.hayabusa.taglib.ValueTag#toString()

		org.opengion.hayabusa.taglib.CommonTagSupport#release2()
		org.opengion.hayabusa.taglib.CommonTagSupport#getRequestValue( final String key, final boolean xssCheckFlg )
		org.opengion.hayabusa.taglib.CommonTagSupport#setUseValue( final boolean flag )				廃止

		gf/jsp/
		common\eventColumnMaker.jsp(45): <og:value command="SQLGET" nullSet="false" xssCheck="false">
		common\fileDownload.jsp(102): 	<og:value command="SET" key="MODELNAME" value="{@MODELNAME}Renderer" nullSet="false" />
		common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(19): 		<og:value command="SQL" dbid="{@SYS.DEV_DBID}" nullSet="false">
		common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(27): 		<og:value command="SET" key="asTable" value="{@AS_TABLE}" nullSet="false" />
		DOC04\query.jsp(26): <og:value command="SQL" nullSet="false">

		ge/jsp/
		common\eventColumnMaker.jsp(45): <og:value command="SQLGET" nullSet="false" xssCheck="false">
		common\fileDownload.jsp(102): 	<og:value command="SET" key="MODELNAME" value="{@MODELNAME}Renderer" nullSet="false" />
		common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(19): 		<og:value command="SQL" dbid="{@SYS.DEV_DBID}" nullSet="false">
		common\gamen\12_GUIMAKEGUI\selectTable.jsp(27): 		<og:value command="SET" key="asTable" value="{@AS_TABLE}" nullSet="false" />

	[XML関連クラス 追加]
	JSP画面のXMLパースの基本クラスとして、JspSaxParser.java および、関連クラスを追加します。
	これは、SAXParser を利用した、独自のOGNode/OGElement オブジェクトを取得する、ユーティリティークラスです。
	DOM で構築した Element では、属性の並び順が保障されません。
	そこで、独自に、OGElement をSAXパーサーから作成することで、簡易的に DOM 的なオブジェクトを作成しています。
	これは、XML パース用に用意したというより、JSP をパーすするために今後も拡張していきます。
	JSPをパースする目的は、JSP画面 ⇒ 仕様書DB ⇒ JSP画面 というサイクルを設けて、画面の自動作成への流れを
	作ることにあります。
		org.opengion.fukurou.xml.JspSaxParser.java					新規作成
		org.opengion.fukurou.xml.OGAttributes.java					新規作成
		org.opengion.fukurou.xml.OGDocument.java					新規作成
		org.opengion.fukurou.xml.OGElement.java						新規作成
		org.opengion.fukurou.xml.OGNode.java						新規作成
		org.opengion.fukurou.xml.OGNodeType.java					新規作成

	[GUESTユーザー対応]
	ユーザー認証が行われないページにおいて、GUESTユーザーとしてログインできる機能を追加します。
	この機能については、既に実装されていましたが、利用するには、headタグでuseGuest="true"を個別に指定する
	という設計思想でしたが、現状の実装では、この属性をJSP上で設定しても、反映されません。
	(つまり、GUESTユーザー機能が有効にならない)
	今回の対応では、useGuest="true"を指定しない場合でもGUESTユーザーが有効になるようにします。
	但し、この場合でも、実際にGUESTユーザーを利用するには、ユーザーリソースにGUESTユーザーを別途意図的に
	登録する必要があります。
		org.opengion.hayabusa.taglib.HeadTag.sessionInit()

	[Java業務ロジック・改善]
	①bizLogicタグでvalsを指定する際、同じキーで複数のパラメーターが存在した場合に、値を連結する機能を
	  追加します。これを利用するには、bizLogicタグでmulti="true"を指定する必要があります。
	②bizLogicタグでkeysだけを指定してvalsを指定しない場合に、Keysで指定された項目名に対応するパラメーターを
	  自動的に取得し、Valsとして使用するようにします。
	③lineメソッドで存在しないカラムを指定した場合に、NullPointerExceptionが発生するバグを修正します。
	④パラメーターのキー一覧、テーブルのキー一覧を返すメソッドを追加します。
	⑤bizの配下にあるclassファイルも自動コンパイルのクラスパスとして追加します。
		hybs-taglib.tld
		org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.line(String, int)
		org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.lineKeys()
		org.opengion.fukurou.business.AbstractBizLogic.varKeys()
		org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.setMulti(String)
		org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.release2()
		org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.setVals(String)
		org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.makeVals()
		org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag.doEndTag()

	[Java業務ロジック・バグ修正]
	①fukurou.jarが読み込まれず、自動コンパイルが正常に動作しないバグを修正します。
	②ソースコードのエンコーディングがOS依存になっていましたが、これをUTF-8固定にします。
		org.opengion.hayabusa.taglib.BizLogicTag
		org.opengion.fukurou.util.HybsLoader.compileClass(String)

	[表示種別追加・複数件QUERY型]
	表示種別として、「複数件QUERY型」を新規に追加します。
	この表示種別では、単一データを取得するQUERY型と異なり、複数件のデータが存在した場合に、
	各値を<span>タグで連結して返します。
	また、QUERY定義で、第2パラメーターにclass属性を指定することができますので、各データを縦に並べて
	表示したり、各各データ毎に文字色を変更することもできます。
	各項目に対して、表示種別を画面から登録するには、システムID:**、作成区分:0(エンジン)で定義されている
	RENDERERのコードリソースで、MULTIQUERYのコード値が定義されている必要があります。
		org.opengion.plugin.column.Renderer_MULTIQUERY

	[リソース登録画面・バグ修正]
	リソース登録画面で"エラーデータを除外"の機能が利用できない不具合を修正します。
		ge/jsp/GE0002/update.jsp
		ge/jsp/GE0003/update.jsp
		ge/jsp/GE0004/update.jsp
		ge/jsp/GE0005/update.jsp
		ge/jsp/GE0007/update.jsp
		ge/jsp/GE0008/update.jsp

	[グループメニューバグ修正]
	グループメニューで、コードリソースのキーが存在しない場合にエラーとなるバグを修正します。
		org.opengion.hayabusa.taglib.TopMenuTag.makeTagMenuString(String, String, String, String, int)

	[画面帳票発行機能改善]
	画面帳票発行機能で、画面から出力する帳票雛形ファイルを、先に対応したコメント形式に変更します。
		jsp/common/gamen/14_EDIT/download.jsp
		org.opengion.plugin.io.TableWriter_CalcDef.writeData(DBTableModel, PrintWriter)
		org.opengion.plugin.io.TableWriter_CalcDef.createTextCell(OdfFileDom, String, DBColumn, Boolean, Boolean)
		org.opengion.plugin.io.TableWriter_CalcDefAno		新規追加

	[全チェック機能改善]
	全チェックを押した状態でresult.jspからupdate.jsp等に遷移した場合に、遷移先のJSPでも全チェックボックスが
	チェックされた状態になるように改善します。
		org.opengion.hayabusa.taglib.ViewFormTag.doStartTag()
		org.opengion.plugin.view.AbstractViewForm.getAllCheckControl()

	[画面リソース登録画面改善]
	画面リソース登録画面で、追加時に、システムID+画面ID+アドレス+作成区分で存在チェックをかけるようにします。
		ge/jsp/GE0002/entry.jsp

	[Calc帳票システム・コメント定義機能追加]
	Calc帳票システムで、コメントに{@xxx_n}の定義ができる機能を追加します。
	従来は、セルに対して、{@xxx_n}の定義を行う必要があったため、データの桁数を確認しながら雛形を定義する
	ことができませんでした。
	今回の機能追加では、{@xxx_n}の定義を、そのセルのコメントとして定義することで、セルには、一般的な
	帳票開発ツールと同じように、XXXXX(文字型)、99999(数値型)を記述することができるようになり、出力結果を
	イメージしながら雛形の開発を行うことができるようになります。
	また、テキストボックスなどのオブジェクトに対しても、「名前」の定義に{@xxx_n}の記述することができます。
	但し、この機能を利用するには、以下の制約があります。
	(1)コメントまたは、オブジェクトの名前に変数を定義する場合、項目定義の先頭には、必ず"ANO."を付加し、
	   {@ANO.xxx_n}の形式で定義する必要があります。
	(2)コメントまたは、オブジェクトの名前に{@ANO.xxx_n}が定義された場合、そのセル全体が{@ANO.xxx_n}の値に
	   よって置き換わります。このため、これらのセルについては関数定義などを行うことはできません。
	また、この定義方法の詳細については、別途マニュアルを用意します。
		org.opengion.hayabusa.report2.TagParser.checkKey(String, StringBuilder)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.writeParsedRow(String, BufferedWriter, String, String)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.parseByAnnotation(String, int, String, StringBuilder)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.isCell(String, int)

	[Calc帳票システム・改善]
	Calc帳票システムで、セルの値に{@xxx_n}を定義し、これを変換すると、データが数値の場合に先頭に'が
	付加されてしまう問題に対応します。
	これは、セルの定義で、数値タイプを指定していても、セルの内容が文字列({@xxx_n})である場合に、Calcが
	自動的に文字列であると判断し、この状態で数値データを埋め込むと、データの先頭に'が付加されてしまいます。
	今回の対応では、カラムの定義で、数値タイプの場合は、パース時にセルの定義を数値型に置き換えることで、
	先頭の'が付加されないようにします。
	なお、数値タイプかどうかの判断については、ローカルリソース使用時はリソース定義から、未使用時はデータ
	に応じて数値タイプかどうかを判断します。
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.writeParsedRow(String, BufferedWriter, String, String)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.changeType(String, int, String, String, NativeType, StringBuilder)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.getNativeType(String, String)

	[Calc帳票システム・グラフ対応]
	Calc帳票システムで、雛形で定義されたグラフが正しく出力されるように改善します。
	グラフ表示については、1つの雛形シートから複数シートが出力された場合でも、それぞれのシートで
	独立して、シート毎のデータでグラフ表示が行われます。
	但し、グラフデータで他のシートのデータを参照することはできません。自身のシートのデータのみを
	参照することができます。
	また、グラフ対応に伴い、内部のパースロジックを共通化を行い、内部処理を見直しています。
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsSheet					新規追加
		org.opengion.hayabusa.report2.TagParser					新規追加
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.appendValue(String, int, String, StringBuilder)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.writeParsedRow(String, BufferedWriter, String, String)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.replaceOoocError(String)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.execStyles()
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.replaceGraphInfo(String, String, String)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.parseGraphContent(String, String, String)
		org.opengion.hayabusa.report2.OdsContentParser.parseManifest(String, String[])

	[エラーメッセージ表示改善]
	システムエラー発生時に画面に表示されるエラーメッセージを改善し、テーブル形式でエラーメッセージが
	表示されるようにします。
		ラベルリソース(SYSERR)			追加
		jsp/common/error.jsp
		org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.getTableMsg(Throwable)
		org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.VIEW_MSGTYPE
		org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.setViewMsgType(String)
		org.opengion.hayabusa.taglib.ErrorTag.doEndTag()

	[画面帳票発行機能・画面改善]
	画面帳票発行機能の帳票定義画面を見直しします。
		jsp/image/hatena_min.gif
		jsp/common/gamen/14_EDIT/

	[forwardタグ・バグ修正]
	5.1.7.0 (2010/06/01)の以下の修正で、forwardタグのpage属性にhttpから始まる外部URLを直接記述した
	場合に、自身の画面IDが付加されてしまうバグを修正します。
		org.opengion.hayabusa.taglib.ForwardTag.doEndTag()
	----------------------------------------------------------------------------------------------
		[og:forwargタグ改善]
		og:forwardタグでGAMENIDをパラメーターとして渡すようにします。
		gamenId属性で指定された場合はその画面IDが、指定されていない場合は、自身の画面IDが渡されます。
		また、過去との互換性を考慮し、keys属性にGAMENIDが含まれている場合は、valsで指定されている
		画面IDが優先されます。
			org.opengion.hayabusa.taglib.ForwardTag.doEndTag()
	----------------------------------------------------------------------------------------------

	[ラベルリソース登録画面修正]
	ラベルリソース登録画面で、言語を検索条件に指定しない場合に、日本語のデータしか表示されないバグを
	修正します。
		ge/jsp/GE0005/result.jsp

	[ヘッダーソート機能・バグ修正]
	ヘッダーソート機能で、result.jsp以外のJSPをforward.jsp経由で呼び出した場合に、ヘッダーソートが
	正しく機能しないバグを修正します。
	これは、forward.jspに記述されているcommonForwardタグの遷移先の制御で、command=VIEWの場合に、必ず
	result.jspに遷移していたためです。
	今回の対応では、直前にアクセスされたJSPに遷移するように変更し、result.jsp以外でもヘッダーソート
	機能が正しく動作するようにします。
		org.opengion.hayabusa.taglib.CommonForwardTag.getForwardURI(HttpServletRequest, HttpSession)