UserFormプロパティ/ダイアログ全体

BSTR FormTitle

フォームのタイトルを取得・設定します。

BSTR FormPos

フォームの表示位置を"X,Y"形式の文字列で取得・設定します。

指定されていない場合は空文字となります。

FormPosはVersion2.0からサポートされました。

Short FormWidth

フォームの表示幅を取得・設定します。

0未満は明示的な指定なしを意味します。

※ 最低50は必要です。

BOOL EnableForm

フォーム全体の有効・無効を取得・設定します。

解説

具体的にはモードレス・ダイアログをつくり、あるイベントに対応してサブ・フォームを表示するときに親を無効にしておく必要があります。

フォームが表示されていないと使えません。

UserFormプロパティ/ファイルのドロップ

SHORT AcceptDropFiles

ファイルのドロップを許可・不許可を取得・設定します。

    0 = ファイルのドロップを禁止する
    1 = ファイルのドロップを許可する。

許可されている場合にファイルがドロップされると、イベント番号9000でイベントが発生します。

※ モーダルダイアログなら、ドロップによってダイアログが終了します。

BSTR DropFiles

ドロップされたファイル一覧の文字列を取得します。

読み込み専用です。

ドロップされた場合、そのファイル名のリストが区切り文字「;」で区切られて入ります。

フォルダの場合も、そのままのパスが入ります。

UserFormプロパティ/コントロールへのアクセス

BSTR Value(Short n)

コントロール番号nを指定して、そのコントロールの値を読み書きするためのプロパティです。

フォームが表示されていない場合の書き込みは表示されたときに反映されます。

存在しないコントロール番号を指定した場合は常に空を読み込み、書き込みは無視されます。

BOOL Enable(Short n)

コントロール番号nを指定して、そのコントロールのの表示状態を読み書きするためのプロパティです。

フォームが表示されていない場合の書き込みは表示されたときに反映されます。

存在しないコントロール番号を指定した場合は常にTrueを返し、書き込みは無視されます。

BOOL IsModify(Short n)

コントロール番号nを指定して、そのコントロールが入力によって変更されているかを検査するプロパティです。

読み込み専用です。

フォームが表示されていなくても使えます。

存在しないコントロール番号を指定した場合は常にFALSEを返します。