SeraphyScriptDialogメソッド/ファイル関連
VARIANT GetSpecialFolderPath(Short type)
特定フォルダを取得します。
引数
typeには整数でフォルダ種別を指定します。
以下の数値を指定できます。
const FOLDERID_DESKTOP = &h0000 ' DESKTOP const FOLDERID_INTERNET = &h0001 ' INTERNET const FOLDERID_PROGRAMS = &h0002 ' PROGRAMS プログラムファイルズ const FOLDERID_CONTROLS = &h0003 ' CONTROLS const FOLDERID_PRINTERS = &h0004 ' PRINTERS const FOLDERID_PERSONAL = &h0005 ' PERSONAL 個人フォルダ(マイドキュメント) const FOLDERID_FAVORITES = &h0006 ' FAVORITES お気に入り const FOLDERID_STARTUP = &h0007 ' STARTUP スタートアップ const FOLDERID_RECENT = &h0008 ' RECENT 履歴 const FOLDERID_SENDTO = &h0009 ' SENDTO 送る const FOLDERID_BITBUCKET = &h000a ' BITBUCKET const FOLDERID_STARTMENU = &h000b ' STARTMENU スタートメニュー const FOLDERID_MYDOCUMENTS = &h0005 ' MYDOCUMENTS const FOLDERID_MYMUSIC = &h000d ' MYMUSIC const FOLDERID_MYVIDEO = &h000e ' MYVIDEO const FOLDERID_DESKTOPDIRECTORY = &h0010 ' DESKTOPDIRECTORY デスクトップ const FOLDERID_DRIVES = &h0011 ' DRIVES const FOLDERID_NETWORK = &h0012 ' NETWORK const FOLDERID_NETHOOD = &h0013 ' NETHOOD const FOLDERID_FONTS = &h0014 ' FONTS フォント const FOLDERID_TEMPLATES = &h0015 ' TEMPLATES テンプレート const FOLDERID_COMMON_STARTMENU = &h0016 ' COMMON_STARTMENU const FOLDERID_COMMON_PROGRAMS = &h0017 ' COMMON_PROGRAMS const FOLDERID_COMMON_STARTUP = &h0018 ' COMMON_STARTUP const FOLDERID_COMMON_DESKTOPDIRECTORY = &h0019 ' COMMON_DESKTOPDIRECTORY const FOLDERID_APPDATA = &h001a ' APPDATA アプリケーションデータ const FOLDERID_PRINTHOOD = &h001b ' PRINTHOOD const FOLDERID_LOCAL_APPDATA = &h001c ' LOCAL_APPDATA const FOLDERID_ALTSTARTUP = &h001d ' ALTSTARTUP const FOLDERID_COMMON_ALTSTARTUP = &h001e ' COMMON_ALTSTARTUP const FOLDERID_COMMON_FAVORITES = &h001f ' COMMON_FAVORITES const FOLDERID_INTERNET_CACHE = &h0020 ' INTERNET_CACHE const FOLDERID_COOKIES = &h0021 ' COOKIES const FOLDERID_HISTORY = &h0022 ' HISTORY const FOLDERID_COMMON_APPDATA = &h0023 ' COMMON_APPDATA const FOLDERID_WINDOWS = &h0024 ' WINDOWS const FOLDERID_SYSTEM = &h0025 ' SYSTEM const FOLDERID_PROGRAM_FILES = &h0026 ' PROGRAM_FILES const FOLDERID_MYPICTURES = &h0027 ' MYPICTURES const FOLDERID_PROFILE = &h0028 ' PROFILE const FOLDERID_SYSTEMX86 = &h0029 ' SYSTEMX86 const FOLDERID_PROGRAM_FILESX86 = &h002a ' PROGRAM_FILESX86 const FOLDERID_PROGRAM_FILES_COMMON = &h002b ' PROGRAM_FILES_COMMON const FOLDERID_PROGRAM_FILES_COMMONX86 = &h002c ' PROGRAM_FILES_COMMONX86 const FOLDERID_COMMON_TEMPLATES = &h002d ' COMMON_TEMPLATES const FOLDERID_COMMON_DOCUMENTS = &h002e ' COMMON_DOCUMENTS const FOLDERID_COMMON_ADMINTOOLS = &h002f ' COMMON_ADMINTOOLS const FOLDERID_ADMINTOOLS = &h0030 ' ADMINTOOLS const FOLDERID_CONNECTIONS = &h0031 ' CONNECTIONS const FOLDERID_COMMON_MUSIC = &h0035 ' COMMON_MUSIC const FOLDERID_COMMON_PICTURES = &h0036 ' COMMON_PICTURES const FOLDERID_COMMON_VIDEO = &h0037 ' COMMON_VIDEO const FOLDERID_RESOURCES = &h0038 ' RESOURCES const FOLDERID_RESOURCES_LOCALIZED = &h0039 ' RESOURCES_LOCALIZED const FOLDERID_COMMON_OEM_LINKS = &h003a ' COMMON_OEM_LINKS const FOLDERID_CDBURN_AREA = &h003b ' CDBURN_AREA const FOLDERID_COMPUTERSNEARME = &h003d ' COMPUTERSNEARME
※ wsfファイルでreferenceによるタイプライブリを指定している場合は、上記定数名で値を参照することができます。
※ 数値はWin32のSpecialFolderIdと同じであり、同じ数値を渡すことができます。
※ 太字は旧Version1.0のヘルプにも記載があった数値です。
戻り値
存在しない場合、取得不可能だった場合はNULLを返します。
そうでなければパスを返します。
BOOL CreateDirectory(BSTR path)
ディレクトリを作成します。
引数
作成するディレクトリのパスを指定します。
戻り値
すでにディレクトリが存在する場合はTRUEを返します。
存在しない場合はディレクトリの作成を行い、成功したらTRUEを返します。
ディレクトリが作成できなければFALSEを返します。
備考
作成しようとするディレクトリの親が存在しない場合は、先に親に遡って多層的に作成します。
BSTR GetTempPath()
テンポラリ・ディレクトリを取得します。
戻り値
システムのサポートするテンポラリディレクトリを取得します。
システムで設定していない場合はカレントデイレクトリとなります。
VARIANT GetTempFileName(Variant tempDir, Variant prefix)
テンポラリファイルを作成し取得します。
引数
引数はすべて省略可能。
- tempDir
- 作成するディレクトリを指定します。
省略した場合はカレントディレクトリとなります。
- Prefix
- 先頭3文字がテンポラリファイルの頭につけられます。
省略時は「tmp」となります。
戻り値
成功すると実際に空のテンポラリファイルが作成され、そのパスが返されます。
作成できなかった場合はNULLが返されます。
Long GetFileAttributes(BSTR path)
ファイルの属性を取得します。
戻り値
ファイルのWin32のファイル属性データそのまま返ります。
ファイルが存在しない、またはアクセスできない場合は-1が返されます。
Date GetFileLastWriteTime(BSTR path)
ファイルの最終更新日付を取得します
戻り値
ファイルの最終更新日が返されます。
取得できなければNULLが返ります。
Date GetFileCreationTime(BSTR path)
ファイルの作成日付を取得する 取得できなければNULLが返ります。BOOL CopyFile(BSTR source, BSTR dist, Variant safemode)
ファイルのコピーを行います。
引数
- source
- コピー元のファイルのパス
- dist
- コピー先のファイルのパス
- safemode
- 上書き禁止フラグ、Trueの場合は上書きできません。
省略時はFalseであり、コピー先にすでにファイルが存在する場合は上書きされます。
戻り値
コピーに成功するとTRUEが返ります。
BOOL MoveFile(BSTR source, BSTR dist, Variant safemode)
ファイルの移動を行います。
実際には、Sourceファイルをdistファイルにコピーしたあと、Sourceファイルを削除します。
引数
- source
- 移動元のファイルのパス
- dist
- 移動先のファイルのパス
- safemode
-
上書き禁止フラグ、Trueの場合は上書きできません。
省略時はFalseであり、移動先にすでにファイルが存在する場合は上書きされます。
戻り値
コピーに成功するとTRUEが返ります。
※ コピー後にSourceの削除に失敗してもFALSEにはなりません。
注意
ファイルはドライブを超えての移動はできないという性質があり、本メソッドでは実装の簡略化のため、 移動ができる同一ドライブ内であっても、常にコピーして削除という動作を行います。
BSTR ChangeExtensionName(BSTR path, BSTR extname)
ファイル名の拡張子部分を指定拡張子に変更し返します。
引数
- path
- ファイル名またはファイルへのフルパスを指定します。
- extname
- 変更する拡張子を指定します。(ドットは含みません。)
戻り値
拡張子を変更したパスが返されます。
extnameが空の場合は拡張子が除去されます。
既存のファイル名に拡張子がない場合は拡張子が追加されたのが返されます。
VARIANT GetLocalPathName(BSTR path)
FILEプロトコル指定のパスをローカル・パスに変換します。
引数
pathには変換元パスを指定します。
戻り値
変換結果が返されます。
ローカルファイルとして変換もしくは判別できない場合はNULLが返されます。
注意点
変換可能なものは、
- file:///x:/… というファイルプロトコルのもの。
- x:/… という絶対パスのもの。
- \\srv\... というUNC形式のもの。
上記以外はNULLを返します。
VARIANT GetFileURL(BSTR path)
ローカル・パスにFILEプロトコルURLに変換します。
引数
pathには変換元パスを指定します。
戻り値
変換結果が返されます。
ファイルURLとして変換もしくは判別できない場合はNULLが返されます。
備考
Version2.0からのメソッドです。