UserFormメソッド/コントロールの配置
Short DefineFileEdit(VARIANT title, VARIANT value, VARIANT btnTitle, VARIANT mode, VARIANT filter)
ファイルを開く・名前をつけて保存ダイアログのボタンをもつエデイットコントロールを作成します。
レイアウトはDefineEditButtonと同じですが、ボタン押下によるコマンドイベントは発生しません。
引数
- title
-
タイトルを指定する場合、左側にタイトル欄が作成されます。
省略した場合はタイトル欄は作成されません。
- value
- 初期値を指定します。
- btnTitle
- 右側に作成されるボタン欄のタイトルを指定します。
- mode
-
ファイルダイアログの種類を指定します。
0で「ファイルを開く」ダイアログ、1で「ファイルの保存」ダイアログとなります。
省略時は「ファイルを開く」ダイアログとなります。
- filter
-
ファイルの種類を指定します。
「ワード|*.DOC;*.TXT|エクセル|*.XLS;*.CSV」のように区切り文字として「|」を使ってフィルタを指定します。
また「全てのファイル」は自動的に最後に作られます。
最初のフィルタに指定された拡張子がデフォルトの拡張子となります。
戻り値
コントロール番号が返されます。
備考
エディットコントロール部はファイルのパスへのオートコンプリートが有効となります。
サンプル
Option Explicit
Dim obj: Set obj = CreateObject("SeraphyScriptDialog")
Dim frm: Set frm = obj.CreateForm()
Dim edt1: edt1 = frm.DefineFileEdit(, "edt1-value","開く", 0, "テキスト|*.txt")
Dim edt2: edt2 = frm.DefineFileEdit("edt2-label:", "edt2-value", "保存", 1, "データ|*.dat")
Dim btn1: btn1 = frm.DefineButton("OK")
Dim ret: ret = frm.ExecuteForm()
If ret = btn1 Then
MsgBox "Open=" & frm.Value(edt1) & vbCrLf & "Save=" & frm.Value(edt2)
End If

例: ファイルエディットの例