目次 ---- 0. このドキュメントの読み方 1. デフォルトコンフィグレーション (GENERIC カーネル) 2. UserConfig を使って FreeBSD カーネルの設定を変更する 3. LINT - その他の可能なコンフィグレーション 4. サポートされるハードウェア ハードウェア上の問題に関するQ&Aについては TROUBLE.TXT を参照して下さい。 ========================================================================= 0. このドキュメントの読み方 -- ------------------------ コンピュータからの出力とユーザの入力とを区別するために、ユーザ入力には `-' 文字で下線を付けてあります。 1. デフォルト (GENERIC) コンフィグレーション -- ----------------------------------------- 以下に示す表に、GENERIC カーネルに含まれているすべてのデバイスを示しま す。これは、インストールによってルートパーティションに置かれるオペレー ティングシステムの大切な部分です。GENERIC カーネルを圧縮したものがイン ストールフロッピーディスクと DOS ブートイメージに用いられています。 表には、ドライバがハードウェアとの通信に用いるさまざまなパラメタが示 されています。表には四つのパラメタがありますが、すべてのデバイスが パラメタ全部を用いるわけではありません: Port デバイスの I/O ポートの開始位置、16 進表記 IOMem デバイスが使うメモリの最下位 (開始) アドレス、16 進表記 IRQ デバイスがドライバにイベントを知らせるのに使う割り込み番号 10 進表記 DRQ デバイスがメインメモリとの間でデータをやりとりする時に使う DMA (direct memory access) チャネルの番号、10 進表記 表の中で `n/a' となっているエントリは、デバイスがそのパラメタを使わな い事を意味しています。一方、`dyn' はシステムブートの際にカーネルが正し い値を自動的に決める事を示すのでそれに気を使う必要はありません。 エントリで * の付いたものは、現在サポートされていないことを意味します が、新しい 3.0 のフレームワークで動くように誰かがドライバを書き換える とすぐに使えるようになります。 FreeBSD GENERIC カーネル: Port IRQ DRQ IOMem Description ---- --- --- ----- --------------------------------- fdc0 3f0 6 2 n/a フロッピーディスク コントローラ wdc0 1f0 14 n/a n/a IDE/MFM/RLL ディスク コントローラ wdc1 170 15 n/a n/a IDE/MFM/RLL ディスク コントローラ adv0 n/a n/a n/a n/a AdvanSys Narrow SCSI コントローラ adw0 n/a n/a n/a n/a AdvanSys Wide SCSI コントローラ ncr0 n/a n/a n/a n/a NCR PCI SCSI コントローラ bt0 330 dyn dyn dyn Buslogic SCSI コントローラ uha0* 330 dyn 6 dyn Ultrastore 14f aha0 330 dyn 5 dyn Adaptec 154x/1535 SCSI コントローラ ahb0 dyn dyn dyn dyn Adaptec 174x SCSI コントローラ ahc0 dyn dyn dyn dyn Adaptec 274x/284x/294x SCSI コントローラ aic0* 340 11 dyn dyn Adaptec 152x/AIC-6360 SCSI コントローラ isp0 dyn dyn dyn dyn QLogic 10X0, 2100 SCSI/FC コントローラ dpt n/a n/a n/a n/a DPT RAID SCSI コントローラ wt0 300 5 1 dyn Wangtek および Archive QIC-02/QIC-36 psm0 60 12 n/a n/a PS/2 マウス mcd0 300 10 n/a n/a ミツミ CD-ROM matcd0 230 n/a n/a n/a 松下/Panasonic CD-ROM scd0 230 n/a n/a n/a ソニー CD-ROM sio0 3f8 4 n/a n/a Serial Port 0 (COM1) sio1 2f8 3 n/a n/a Serial Port 1 (COM2) ppc0 dyn 7 n/a n/a Parallel Port Chipset ax0 dyn dyn n/a dyn ASIX AX88140A PCI ベースのカード de0 n/a n/a n/a n/a DEC DC21x40 PCI カード (21140 100BaseT カードを含む) ed0 280 10 dyn d8000 WD & SMC 80xx; Novell NE1000 & NE2000; 3Com 3C503; HP PC Lan+ eg0 310 5 dyn dyn 3Com 3C505 ep0 300 10 dyn dyn 3Com 3C509 ex0 dyn dyn dyn n/a Intel EtherExpress Pro/10 カード fe0 300 dyn n/a n/a Allied-Telesis AT1700, RE2000 および 富士通 FMV-180 シリーズカード fxp0 dyn dyn n/a dyn Intel EtherExpress Pro/100B ie0 300 10 dyn d0000 AT&T StarLAN 10 および EN100; 3Com 3C507; NI5210 ix0 300 10 dyn d0000 Intel EtherExpress カード ex0 dyn dyn dyn dyn Intel EtherExpress Pro/10 カード le0 300 5 dyn d0000 Digital Equipment EtherWorks 2 および EtherWorks 3 lnc0 280 10 n/a dyn Lance/PCnet カード (Isolan, Novell NE2100, NE32-VL, PCnet-PCI カード) mx0 dyn dyn n/a dyn Macronix 98713/15/25 PCI カード pn0 dyn dyn n/a dyn Lite-On PNIC PCI ベースのカード rl0 dyn dyn n/a dyn RealTek 8129/8139 fast ethernet tl0 dyn dyn n/a dyn TI TNET100 'ThunderLAN' カード wb0 dyn dyn n/a dyn Winbond W89C840F PCI カード vr0 dyn dyn n/a dyn VIA VT3043/VT86C100A PCI カード vx0 dyn dyn n/a dyn 3Com 3c59x ((Fast) Etherlink III) xl0 dyn dyn n/a dyn 3Com 3c900, 3c905 および 3c905B ((Fast) Etherlink XL) cs0 0x300 dyn n/a n/a Crystal Semiconductor CS89x0 ベースのカード ze0 300 5 n/a d8000 IBM/National Semiconductor PCMCIA Ethernet コントローラ zp0 300 10 n/a d8000 3Com 3c589 Etherlink III PCMCIA Ethernet コントローラ --- End of table --- あなたのコンピュータでのこれらのハードウェアの設定が表とはことなっており、 問題の項目が 'dyn' ではない場合には、表に合わせてハードウェア設定を変 えるか、UserConfig ユーティリティを使ってカーネル設定をハードウェアに 合わせるかの、どちらかが必要です。(次節を参照) もし設定が違っていると、カーネルはデバイスを見つけられなかったり、安定 して動作しなかったりすることでしょう。 2. UserConfig を使って FreeBSD カーネルの設定を変更する -- ---------------------------------------------------- インストールフロッピーディスクの FreeBSD カーネルは、あらゆる種類のハー ドウェアのためのドライバを含んでおり、あなたのシステム以外のさまざまな システムでインストールが可能となるようになっています。しかし不幸なこと に、PC ハードウェアの性質により、これらのデバイスのうちのいくつかは正 確に認識することが困難です。また、誤って他のデバイスを検出処理してしまっ た場合には、回復困難な混乱に巻き込まれてしまうかもしれません。 このような処理を簡単にするために、FreeBSD は UserConfig を提供していま す。この UserConfig によって、カーネルがロードされる前にユーザはデバイ スドライバを設定したり無効化したりすることができるようになります。これ によって、潜在的なデバイスドライバの衝突や、デフォルトのデバイスドライ バの設定に合わせてハードウェアを再設定する手間を省くことができます。 FreeBSD のインストールの際、UserConfig によって設定された内容は記録さ れます。したがって、この設定をおこなうのは一回だけで大丈夫です。 デバイスドライバ間の干渉を最小化するため、システムに関係ないドライバを 無効化することは重要です。このような干渉が生じると、究明困難な問題を生 じることになります。 シリアルコンソールユーザのため、あるいはコマンドを叩きたい人のためのコ マンドラインインタフェースと、「狙いを定め、撃つ」設定方法を提供するフ ルスクリーンの「visual」インタフェースを UserConfig は提供します。 以下に、「visual」モードでの UserConfig のサンプルスクリーンショットを 示します。 ---Active Drivers---------------------------10 Conflicts----Dev--IRQ--Port-- Storage : (Collapsed) Network : NE1000,NE2000,3C503,WD/SMC80xx Ethernet adapters CONF ed0 5 0x280 NE1000,NE2000,3C503,WD/SMC80xx Ethernet adapters CONF ed1 5 0x300 Communications : (Collapsed) Input : (Collapsed) Multimedia : ---Inactive Drivers-----------------------------------------Dev------------- Storage : Network : (Collapsed) Communications : Input : Multimedia : PCI : ---Parameters-for-device-ed0------------------------------------------------ Port address : 0x280 Memory address : 0xd8000 IRQ number : 5 Memory size : 0x2000 Flags : 0x0000 ---------------------------------------------------------------------------- IO Port address (Hexadecimal, 0x1-0x2000) [TAB] Change fields [Q] Save device parameters スクリーンは以下の四つの部分に分割されています。 - Active Drivers. 現在有効化されているデバイスドライバと、 それらの基本パラメタが列挙されている - Inactive Drivers. 存在しているが、有効になっていない ドライバが列挙されている。 - パラメタ編集エリア. ドライバパラメタの編集に用いる。 - ヘルプエリア. キーストロークのヘルプがこの部分に表示されて いる。 Active Drivers と Inactive Drivers のどちらか一つが常に操作対象となり ます。そして、リスト中の現在操作対象のエントリがハイライト表示されます。 リスト中にさらに多くのエントリがあれば、スクロールすることができます。 ハイライト表示されている部分はカーソルキーで移動することが可能であり、 また、これら二つのリスト間は、TAB キーで移動することができます。 Active のリストに挙げられているドライバは、「CONF」とマークされている 場合があります。これは、そのデバイスに関する一つ、あるいはそれ以上の パラメタが他のデバイスと衝突 (CONFlict) していることを示しており、ト ラブルの潜在的な原因となり得ることを示しています。衝突の総数が、スクリー ンの一番上に表示されます。 一般的なルールとして、システムに存在していないデバイスのドライバを無効 化したり、インストールされているハードウェアに合わせて設定を書き直すこ とによって、このような衝突はなくすべきです。 リスト中では、ドライバ群はそれらの基本機能によってグループ化されていま す。グループは、表示を単純化するために「Collapsed」(畳まれた) 状態で表 示されます (これはグループのデフォルトの状態です)。グループが畳まれて いる場合は、上に示すように「(Collapsed)」とリスト中に表示されます。畳 まれているグループの中身を開いて見たい場合は、ハイライト表示をグループ の上に持ってきて、Enter キーを叩きましょう。もう一度畳む場合には、再度 この操作をおこなってください。 Active のリスト中のデバイスドライバの行がハイライトの状態になっていれ ば、そのすべてのパラメタがパラメタ編集エリアに表示されます。ただし、 すべてのドライバが可能なパラメタ全部をサポートしているとは限らないこ と、そして、ドライバがサポートするパラメタをすべてのハードウェアが使用 できるとは限らないことに注意してください。 ドライバを無効化するには、Active のリストに移動し、そのドライバがが存 在するグループを展開します。そして、該当するドライバをハイライト表示に したところで、DEL キーを叩きます。ドライバは Inactive のリストに移動し ます。(もしその移動先のグループが畳まれた表示となっている場合は、新し い場所には表示されないでしょう) ドライバを有効化するには、Inactive のリストに移動し、そのドライバが存 在するグループを展開します。そして、該当するドライバをハイライト表示に したところで、Enter キーを叩きます。ハイライト表示は Active のリストに 移動し、いま有効化されたドライバがハイライト表示され、すぐに設定をおこ なうことができる状態になります。 ドライバの設定をおこなうには、Active のリストに移動し、そのドライバが 存在するグループを展開します。そして、該当するドライバをハイライト表示 にしたところで、Enter を叩きます。カーソルはパラメタ編集エリアに移動し、 デバイスパラメタを編集することができます。 パラメタを編集している際は、TAB とカーソルキーをフィールド間の移動に 使用することができます。ほとんどの数値 (IRQ を除く) は、フィールドの先 頭の「0x」で示される 16 進数で入力します。該当するエリアに許容される値 は、フィールドがアクティブな時にヘルプエリアに表示されます。 ドライバの設定を終了するには、「Q」を叩いてください。 PCI および EISA デバイスは確実に検出されますので、それらは上の一覧には 現れず UserConfig で設定情報を変更できないことに注意してください。 PCI ドライバが存在するかを確認したい場合は、Active Drivers リストの "PCI Devices" セクションで見ることができます。 3. LINT - その他の可能なコンフィグレーション -- ----------------------------------------- 下記のドライバは GENERIC カーネルには含まれていませんが、カスタムカー ネルのコンパイルをいとわない人には利用可能です (FreeBSD.FAQ の 6 節参 照)。LINT コンフィグレーションファイル (/sys/i386/conf/LINT) は、 FreeBSD がサポートしているすべてのデバイスのプロトタイプエントリを含ん でおり、よいレファレンスになるでしょう。 デバイス名と簡単な説明を以下に示します。これらのデバイスを利用するには、 対象のコンピュータ内でのハードウェアのアドレス等を調べてコンフィグレー ションファイルを記述し、カスタムカーネルをコンパイルしなければなりませ ん。したがってポート番号等の情報は、あまり意味がありませんから示してい ません。LINT ファイルには、以下のすべてのデバイスのためのプロトタイプ が含まれています。あなたのファイルにカットアンドペーストして利用してく ださい。(または LINT をコピーしてそれを編集しても構いません) ctx: Cortex-I フレームグラバー cx: Cronyx/Sigma マルチポート 同期/非同期 cy: Cyclades high-speed シリアルドライバ el: 3Com 3C501 fea: DEC DEFEA EISA FDDI アダプタ fpa: DEC DEFPA PCI FDDI アダプタ gp: National Instruments AT-GPIB および AT-GPIB/TNT ボード gsc: Genius GS-4500 ハンドスキャナ gus: Gravis Ultrasound - Ultrasound, Ultrasound 16, Ultrasound MAX gusxvi: Gravis Ultrasound 16-bit PCM hea: Efficient ENI-155p ATM PCI アダプタ hfa: FORE PCA-200E ATM PCI アダプタ joy: ジョイスティック labpc: National Instrument の Lab-PC および Lab-PC+ meteor: Matrox Meteor フレームグラバーカード bktr: Brooktree Bt848 / Bt878 ベースのフレームグラバーカード mpu: Roland MPU-401 stand-alone カード mse: Microsoft, Logitech, ATI バスマウスポート mss: Microsoft Sound System nic: Dr Neuhaus NICCY 3008, 3009 & 5000 ISDN カード opl: Yamaha OPL-2 および OPL-3 FM - SB, SB Pro, SB 16, ProAudioSpectrum pas: ProAudioSpectrum PCM および MIDI pca: PC スピーカ経由の PCM オーディオ ("/dev/audio") pcm: ほとんどのモダンな ISA オーディオ codec での PCM オーディオ psm: PS/2 マウスポート rc: RISCom/8 マルチポートカード rdp: RealTek RTL 8002 Pocket Ethernet アダプタ sb: SoundBlaster PCM - SoundBlaster, SB Pro, SB16, ProAudioSpectrum sbmidi: SoundBlaster 16 MIDI インタフェース sbxvi: SoundBlaster 16 si: Specialix SI/XIO/SX (old and enhanced ISA, PCI, EISA) serial spigot: Creative Labs Video Spigot video-acquisition ボード uart: Stand-alone 6850 UART (MIDI 用) wds: Western Digital WD7000 IDE --- end of list --- 4. サポートしているハードウェア -- ---------------------------- 現在 FreeBSD は、ISA, VLB, EISA, PCI バスや、386sx から Pentium クラス までのさまざまな種類の PC で動作します (386sx はおすすめではありません)。 IDE, ESDIドライブや、さまざまな SCSI コントローラ, ネットワークカード やシリアルカードにも対応しています。 以下のリストでは、FreeBSD で動作が確認されているすべての周辺機器の一覧 です。これ以外の構成でも動作すると思いますが、ここでは動作報告があった ものだけを記載しています。 4.1. ディスクコントローラ ---- -------------------- WD1003 (あらゆる MFM/RLL) WD1007 (あらゆる IDE/ESDI) IDE ATA Adaptec 1535 ISA SCSI コントローラ Adaptec 154x シリーズ ISA SCSI コントローラ Adaptec 174x シリーズ EISA SCSI コントローラ (スタンダード, エンハンスドモード) Adaptec 274X/284X/2920C/2930U2/294x/2950/3940/3950 (Narrow/Wide/Twin) シリーズ EISA/VLB/PCI SCSI コントローラ Adaptec AIC7850, AIC7860, AIC7880, AIC789x, オンボード SCSI コントローラ AdvanSys SCSI コントローラ (全モデル) BusLogic MultiMaster コントローラ: [ まだ BusLogic/Mylex "Flashpoint" アダプタはサポートされて「いません」 ] BusLogic MultiMaster "W" シリーズホストアダプタ: BT-948, BT-958, BT-958D BusLogic MultiMaster "C" シリーズホストアダプタ: BT-946C, BT-956C, BT-956CD, BT-445C, BT-747C, BT-757C, BT-757CD, BT-545C, BT-540CF BusLogic MultiMaster "S" シリーズホストアダプタ: BT-445S, BT-747S, BT-747D, BT-757S, BT-757D, BT-545S, BT-542D, BT-742A, BT-542B BusLogic MultiMaster "A" シリーズホストアダプタ: BT-742A, BT-542B BusLogic MultiMaster の本当の互換品である AMI FastDisk コントローラも サポートされています。 DPT SmartCACHE Plus, SmartCACHE III, SmartRAID III, SmartCACHE IV, SmartRAID IV SCSI/RAID コントローラはサポートされています。 DPT SmartRAID/CACHE V はサポートされていません。 SymBios (以前の NCR) 53C810, 53C810a, 53C815, 53C820, 53C825a, 53C860, 53C875, 53C875j, 53C885, 53C895, 53C896 PCI SCSI コントローラ: ASUS SC-200 Data Technology DTC3130 (すべての変種) Diamond FirePort (すべて) NCR のカード (すべて) Symbios のカード (すべて) Tekram DC390W, 390U, 390F Tyan S1365 QLogic 1020, 1040, 1040B, 2100 SCSI および Fibre Channel アダプタ DTC 3290 EISA SCSI コントローラ (1542 エミュレーション) UltraStor 14F, 24F, 34F SCSI コントローラ 以上のサポートされている SCSI コントローラを使用することによって、 SCSI-I および SCSI-II の周辺機器に対するすべてのサポートが提供されます。 これにはハードディスク、オプティカルディスク、テープドライブ (DAT と 8mm Exabyte を含む)、メディアチェンジャ、プロセッサターゲットデバイス、 CD-ROM ドライブが含まれます。CD-ROM コマンドをサポートする WORM デバイスは、CD-ROM ドライバによる読み込み専用アクセスだけをサポート します。WORM/CD-R/CD-RW の書き込みサポートは ports ツリーにある cdrecord によって提供されています。 現在、次の CD-ROM がサポートされています: (cd) SCSI interface (ProAudio Spectrum と SoundBlaster SCSI を含む) (matcd) 松下/Panasonic (Creative SoundBlaster) 専用インタフェース (562/563 モデル) (scd) Sony 専用インタフェース (全モデル) (wcd) ATAPI IDE インタフェース 以下のドライバは古い SCSI サブシステムでサポートされていましたが、 新しい CAM SCSI サブシステムでは「まだサポートされていません」。 Tekram DC390 および DC390T コントローラ (多分 AMD 53c974 ベースの 他のカードも) NCR5380/NCR53400 ("ProAudio Spectrum") SCSI コントローラ UltraStor 14F, 24F, 34F SCSI コントローラ Seagate ST01/02 SCSI コントローラ Future Domain 8xx/950 シリーズ SCSI コントローラ WD7000 SCSI コントローラ. Adaptec 1510 シリーズ ISA SCSI コントローラ (bootable device 用ではない) Adaptec 152x シリーズ ISA SCSI コントローラ Adaptec AIC-6260 と AIC-6360 ベースのボード (AHA-152x と SoundBlaster SCSI カードを含む) [ 注意: AIC-6260/6360 と UltraStor ドライバの CAM SCSI フレームワーク への移植は進行中ですが、完成するか、またその時期はいつかといった めどは立っていません。] 保守されていないドライバ。あなたのハードウェアのために作業するかも しれませんし、しないかもしれません: Floppy tape インタフェース (Colorado/Mountain/Insight) (mcd) Mitsumi 専用 CD-ROM インタフェース (全モデル) 4.2. ネットワークカード ---- ------------------ Allied-Telesis AT1700 および RE2000 カード Tigon 1 および Tigon 2 チップセットベースの Alteon Networks PCI gigabit ethernet NIC, 次のものが含まれます: Alteon AceNIC (Tigon 1 および 2) 3Com 3c985-SX (Tigon 1 および 2) Netgear GA620 (Tigon 2) Silicon Graphics Gigabit Ethernet DEC/Compaq EtherWORKS 1000 NEC Gigabit Ethernet AMD PCnet/PCI (79c970 & 53c974 または 79c974) SMC Elite 16 WD8013 イーサネットインタフェース、そしてその他多くの WD8003E, WD8003EBT, WD8003W, WD8013W, WD8003S, WD8003SBT や WD8013EBT などの互換品。SMC Elite Ultra もサポートされています。 RealTek 8129/8139 fast ethernet NIC, 次のものが含まれます: Allied Telesyn AT2550 Allied Telesyn AT2500TX Genius GF100TXR (RTL8139) NDC Communications NE100TX-E OvisLink LEF-8129TX OvisLink LEF-8139TX Netronix Inc. EA-1210 NetEther 10/100 KTX-9130TX 10/100 Fast Ethernet Accton "Cheetah" EN1027D (MPX 5030/5038; RealTek 8139 クローン?) SMC EZ Card 10/100 PCI 1211-TX Lite-On 82c168/82c169 PNIC fast ethernet NIC, 次のものが含まれます: LinkSys EtherFast LNE100TX NetGear FA310-TX Rev. D1 Matrox FastNIC 10/100 Macronix 98713, 98713A, 98715, 98715A, 98725 fast ethernet NIC NDC Communications SFA100A (98713A) CNet Pro120A (98713 または 98713A) CNet Pro120B (98715) SVEC PN102TX (98713) Winbond W89C840F fast ethernet NIC, 次のものが含まれます: Trendware TE100-PCIE VIA Technologies VT3043 "Rhine I" および VT86C100A "Rhine II" fast ethernet NIC, 次のものが含まれます: Hawking Technologies PN102TX D-Link DFE530TX Texas Instruments ThunderLAN PCI NIC, 次のものが含まれます: Compaq Netelligent 10, 10/100, 10/100 Proliant, 10/100 Dual-Port Compaq Netelligent 10/100 TX Embedded UTP, 10 T PCI UTP/Coax, 10/100 TX UTP Compaq NetFlex 3P, 3P Integrated, 3P w/ BNC Olicom OC-2135/2138, OC-2325, OC-2326 10/100 TX UTP Racore 8165 10/100baseTX Racore 8148 10baseT/100baseTX/100baseFX multi-personality ASIX Electronics AX88140A PCI NIC, 次のものが含まれます: Alfa Inc. GFC2204 CNet Pro110B DEC EtherWORKS III NIC (DE203, DE204, DE205) DEC EtherWORKS II NIC (DE200, DE201, DE202, DE422) DEC DC21040, DC21041, または DC21140 ベースの NIC (SMC Etherpower 8432T, DE245 等) DEC FDDI (DEFPA/DEFEA) NIC Efficient ENI-155p ATM PCI FORE PCA-200E ATM PCI Fujitsu MB86960A/MB86965A HP PC Lan+ カード (27247B と 27252A)。 Intel EtherExpress (ドライバが不安定なのでおすすめしません) Intel EtherExpress Pro/10 Intel EtherExpress Pro/100B PCI Fast Ethernet Isolan AT 4141-0 (16 bit) Isolink 4110 (8 bit) Novell NE1000, NE2000, そして NE2100 イーサネットインタフェース NE2000 をエミュレートする PCI ネットワークカード: RealTek 8029, NetVin 5000, Winbond W89C940, Surecom NE-34, VIA VT86C926. 3Com 3C501 カード 3Com 3C503 Etherlink II 3Com 3c505 Etherlink/+ 3Com 3C507 Etherlink 16/TP 3Com 3C509, 3C579, 3C589 (PCMCIA), 3C590/592/595/900/905/905B PCI および EISA (Fast) Etherlink III / (Fast) Etherlink XL 3Com 3c980 Fast Etherlink XL server アダプタ Toshiba イーサネットカード IBM、National Semiconductor社の PCMCIA イーサネットカードもサポートさ れています。 現在トークンリングのカードは一切サポートされて「いません」が、私たちは 誰かがドライバを送ってきてくれるのを待っています。だれかやってくれませ んか? 4.3. その他のデバイス ---- ---------------- AST 4 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) ARNET 8 ポート シリアルカード (シェアード IRQ 使用) ARNET (現在は Digiboard) 同期 570/i 高速シリアル Boca BB1004 4 ポートシリアルカード (Modem はサポートして「いません」) Boca IOAT66 6 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています) Boca BB1008 8 ポートシリアルカード (Modem はサポートして「いません」) Boca BB2016 16 ポートシリアルカード (Modem はサポートしています) Cyclades Cyclom-y シリアルボード STB 4 ポートカード (シェアード IRQ 使用) SDL Communications Riscom/8 シリアルボード SDL Communications RISCom/N2 および N2pci high-speed 同期シリアルボード Specialix SI/XIO/SX マルチポートシリアルカード. 古い SIHOST2.x および "enhanced" (transputer ベース, 通称 JET) ホストカード付き. ISA, EISA, PCI がサポートされます. Stallion マルチポートシリアルボード: EasyIO, EasyConnection 8/32 & 8/64, Onboard 4/16, Brumby Adlib, SoundBlaster, SoundBlaster Pro, ProAudioSpectrum, Gravis UltraSound そして Roland MPU-401 サウンドカード Connectix QuickCam Matrox Meteor Video フレームグラバー Creative Labs Video Spigot フレームグラバー Cortex1 フレームグラバー Brooktree Bt848, Bt878 チップベースのフレームグラバー各種 HP4020, HP6020, Philips CDD2000/CDD2660 と Plasmon CD-R ドライブ バスマウス PS/2 マウス 標準 PC ジョイスティック X-10 power コントローラ GPIB および Transputer ドライバ Genius および Mustek ハンドスキャナ フロッピーテープドライブ (いくつかの古いモデル限定. ドライバはやや古め) 現在 FreeBSD では IBM のマイクロチャネル (MCA) バスはサポートされて 「いません」。 # 1.9.2.14 対応への変更 by motoyuki@st.rim.or.jp # 1.9.2.16 対応への変更 by hosokawa@jp.FreeBSD.org # Original revision: 1.5.2.8 $Id: HARDWARE.TXT,v 1.4 1999/06/14 06:33:41 toshi Exp $