インストール
動作環境
asticyanの動作確認した環境は次のとおりです。
コンピュータ |
PC/AT互換機
動作確認は、PC/AT互換機
で行いましたが、ウエッブアプリケーションなので、apache + PHP が動けば何でも
かまわないと思います。
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ウエッブサーバー |
apache ver.2.2.0 (Fedora Core 5でインストールしたもの)
PHP ver.5.1.2 (Fedora Core 5でインストールしたもの)
その他のLinuxやOS、ソースファイルからコンパイルしても動作するかもしれませんが、
めんどうなので確認していません。
ただ、apache ver.2.055(win32) + PHP ver.5.1.2(win版)で試してはあります。
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クライアント |
Fire Fox ver.1.5 (Windows版 -- WindowsXP SP2)
非力なPCではちょっとつらいかも。
Fire Fox ver.1.5 (Linux版 -- Fedora Core 5でインストールされたもの)
X-Window上のFireFoxでは、動作が遅くなります。
フォントの大きさ設定などで、見た目が変わることがあります。
インターネットエクスプローラのことは知りません。
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PHP が、セーフモードでインストールされている場合は、asticyan
で作成したページ(ディレクトリ)にデータを作成することができないなど、かな
りきつい動作制限がかかります。
インストール
圧縮してあるファイル asticyan10.zip を、ウエッブサーバーの公開ディレクトリ
に伸張してください。
サーバーにデータを書き込みますので、データ保存ディレクトリを、ウエッブサー
バーが、書き込みできるようにしなければなりません。いちいち書き込み可能属性
を付けるのはめんどうなので、
# chmod a+w -R asticyan
(asticyanはインストールしたディレクトリ)
とでもして、書き込み属性を付けてください。なお、実行プログラムは index.php
です。ディレクトリにアクセスしたとき、すぐに動作するようにするためには、ウ
エッブサーバーの設定で DirectoryIndex ディレクティブに index.php を追加し
てください。当然、PHP が動作することが前提です。
asticyan にはセキュリティーがありませんので、
インターネットに公開されているサーバーにインストールする場合は、
サーバーでセキュリティーを確保する よう細心の
注意をしてください。ウエッブサーバーのセキュリティー設定は、ネットを検索す
るか、市販の書籍を参考に設定してください。
asticyan は LAN 内で使うことを推奨します。
ディレクトリの中にある .htaccess ファイルが悪さをするときがあります。この場
合は、削除してください。
readme.htmおよびmanディレクトリは不要ですので削除してください。
初期設定
about.txt ファイル以外、設定・変更するところはありません。見た目は configure.php
で簡単に変えることができます。好みで実行してください。このconfigure.php は
使用後削除してください。
asticyan には色々なファイルがあります。変更
しても良いファイルと変更箇所はつぎのとおりです。ただし、
asticyan のファイルはすべて、
漢字コードはUTF-8 、改行コードはLFです。
漢字コードを変えると動作しなくなります。
about.txt |
「このサイトについて」のメニューで表示される内容です。ファイルがそのま
ま出力されます。 必ず書き換えて ください。HTML
のタグを使うことができます。漢字コードがUTF-8であることに注意してくだ
さい。
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css/label.css |
付箋の見た目を設定するスタイルシート
適当に変更してください。なお、初期設定プログラム configure.php を使うと、こ
のファイルは上書きされます。
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js/config.js |
JavaScript部のグローバル変数設定ファイル
gCGIProgram は、asticyan の実行プログラム名
です。通常、変更する必要はありませんが、実行プログラム名を他の名前にしなけ
ればならない場合は変更してください。
gColorValue と gColorName は付箋の色などを設定する変数です。適当に変えるこ
とができます。その他は、コメントを参考に変えてください。HTML タグを許可する
こともできます。しかし、重大なセキュリティーホールとなりますので、HTML を許
可するのはLAN上で運用する場合に限った方がよいと思います。
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