2008-02-10 katoy

* プログラマのための XBRL

これから、不定期で "プログラマのための XBRL" と題していろいろなことを書いていくつもりです。

まずは、XBRL って何なのか？ なぜプログラマの為の説明が必要なのかを述べます。

1.1. XBRL って何？ 
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　2008-02-08 にこんな発表がありました。
  - http://www.fsa.go.jp/singi/edinet/20080208.html
   > > ＥＤＩＮＥＴタクソノミ(2008-02-01版）の公開について

　各企業は決算を金融庁に提出する義務があるのですが、今年の４月以後は 
　そのためのデータ書式が XBRL というものになるのです。
  そしてその為の基本データファイルが公開されたのです。
  各企業は、このデータを元にして決算データを提出しなければなりません。
  会計では excel などの表で扱うことが多いですが、XBRL は XML に基づくデータ形式です。
  
  XBRL については次のページを参照してください。
  
  - http://www.tse.or.jp/rules/td/xbrl/about.html
    > > 東証 : ＸＢＲＬとは
　　
  - http://www.jicpa.or.jp/xbrl/index.html
    > > ちょっと教えてXBRL

1.2. プログラマーにとっての XBRL
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　決算？ そんなものは経理部の方の仕事でしょう と思っていませんか？
  決算データの集計は経理部の方の仕事です。しかしそのデータが、今後は XML になるのです。
  
  いままで財務の分析をするには、HTML データ／PDF などから数値を転記して、処理プログラムに入力する必要があったのです。
  しかし EDINET という共通の 勘定科目に乗っ取った分類で、XML という共通データ書式で数値が記載されることで、データの閲覧／比較／分析などの処理プログラムにデータを直接与えることができるようになるのです。

  企業が金融庁に提出した XBRL データは誰でも download が可能です。
  この XML を扱うプログラムがをつくることは、プログラマーの仕事です。
  そしてその処理プログラムを使って個人／組織／企業のためにデータを有効利用できるようになるのです。


ここでは、ruby/jruby をつかって この XBRL データから財務諸表を作れるようになるための
技術情報を述べていきます。

　次回の予定
    - 最も小さい XBRL データ
	   XBRL は複数ファイルから構成されます。
	   (EXCEL や HTML は本質的には１ファイルで構成されており、根本的にファイル構成が異なっています)
	   これをつかって、基本構成、用語 を説明します。
	   そして、そのデータの勘定科目とその値の組を抜き出すだけのプログラムをつくってみます。

　 最終的には、
    - 企業を指定すると、EDINET データを 自動 download し、決算内容を表軽視で閲覧できる。
	- 複数の企業、複数の期間での値の推移をグラフ表示する
	- XBRL データから、excel/openoffice 用のデータを抽出する
   といったアプリケーションと、その処理のためのライブラリーを作っていきます。

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